全固体電池 | 導入事例
マクセル全固体電池「PSB401010H」がニコンの「多回転アブソリュートエンコーダ」に採⽤ | ||
耐環境性∗1が評価され、機器の動作温度範囲拡⼤に寄与 |
全固体電池を搭載した多回転アブソリュートエンコーダ
全固体電池PSB401010H
セラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」が、株式会社ニコンが開発したアブソリュートエンコーダ∗2「MAR-M700MFA」に採⽤されました。
アブソリュートエンコーダ「MAR-M700MFA」は、2023年11⽉29⽇∼12⽉2⽇に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「2023国際ロボット展:iREX2023」のニコンブース(東7ホール「E7-59」)にて展⽰されました。
本採⽤は、マクセルのセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」(標準容量8mAh) の、リフローはんだ付けによる表⾯実装が可能∗3な点および機器動作温度摂⽒+105度(℃)まで使⽤可能な耐環境性が評価されたものです。
マクセルは、これからもアナログコア技術を活⽤し、多くの社会課題を解決するため、既存の電池では使⽤できなかった領域の⽤途にも使⽤できる、⻑寿命、⾼耐熱、⾼出⼒、⼤容量の4つの軸で⾼性能かつ⾼信頼性を有する全固体電池の開発を進めていきます。
- 2023年11⽉20⽇発表のニュースリリースの内容です。
- 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
- 耐環境性:電池の使⽤温度範囲については、マクセルの全固体電池Webページにて詳細をご覧ください。https://biz.maxell.com/ja/rechargeable_batteries/allsolidstate.html
- アブソリュートエンコーダ:⾃動⾞製造ラインの産業⽤ロボットや⼯作機械など、産業機械に幅広く利⽤され、ロボットアーム等の回転変位を絶対値で検出することができるセンサです。
- リフローはんだ付けによる表⾯実装が可能:最⼤温度摂⽒+245度(℃)でのリフローによって容量や負荷特性などの基本特性に劣化は⾒られない。