IoT電源システム(jump)
特長
- 電力供給:一次電池から指定の電圧で電力供給
- 省電力化:間欠電源制御による省電力化
- センサ検出方式:(1)電流検出、(2)電圧検出、(3)パルス検出の3種類
- 簡単設定:ディップスイッチによる簡単設定
- 詳細設定:通信コマンドによる詳細設定
- 電池制御:突入電流緩和制御、漏液防止制御
- LPWA通信対応:ZETA、ELTRES、SIGFOX、LTE-Cat.1に対応
- オプション:避雷ユニット、通信機固定ユニット
システム構成例
(青線:電力線、緑点線:信号線)
標準仕様 | LPWA仕様 |
---|---|
製品ラインナップ
- 性能重視、長期使用に適したCRシリーズと、コスト重視、短期使用に適したLRシリーズをラインナップ
- 通信機取付ユニットや避雷器ユニットのオプション付属製品もラインナップ
オプションラインナップ
- 通信機固定ユニット、避雷ユニットをオプション搭載可能
- ケーブルグランド数は、3個までお客様にて増設可能(CRシリーズのみ)
- プロテクティブベントは全製品標準搭載
基本セット | 通信機固定ユニット付 | 通信機固定ユニット 避雷ユニット付 |
※ケースフタを取り外した状態の参考写真です。 |
||
標準ケース関連パーツ | 標準ケース関連パーツ | 標準ケース関連パーツ |
プロテクティブベント:1個 ケーブルグランド:1個 ホールプラグ:2個 |
プロテクティブベント:1個 ケーブルグランド:1個 ホールプラグ:2個 |
プロテクティブベント:1個 ケーブルグランド:2個 ホールプラグ:1個 |
型番一覧
標準仕様およびLPWA仕様
ソフトウェア | 型番 | 搭載電池 | ケーブル
グランド数 |
オプション付属品内容 | ||
通信機固定 ユニット |
避雷 ユニット |
RS-485対応 拡張ボード |
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標準仕様 (K仕様) |
MD1825-CR35P-C1-K | CR17450A 35並列パック (3V-88Ah) |
1 | ― | ― | ― |
MD1825-CR35P-C1-KT | 1 | ● | ― | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-KTH1 | 2 | ● | 2線用 | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-KTH2 | 2 | ● | 3~4線用 | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-KTD | 2 | ● | ― | ● | ||
MD1825-CR35P-C2-KTDH3 | 2 | ● | RS-485用 | ● | ||
MD1825-CR70P-C2-KT | CR17450A 70並列パック (3V-175Ah) |
2 | ● | ― | ― | |
MD1825-CR70P-C2-KTH1 | 2 | ● | 2線用 | ― | ||
MD1825-CR70P-C2-KTH2 | 2 | ● | 3~4線用 | ― | ||
MD1825-CR70P-C2-KTD | 2 | ● | ― | ● | ||
MD1825-CR70P-C2-KTDH3 | 2 | ● | RS-485用 | ● | ||
MD1825-LR08S-C1-K | LR20(T)8直列 (12V15Ah※目安) |
1 | ― | ― | ― | |
MD1825-LR08S-C1-KT | 1 | ● | ― | ― | ||
LPWA仕様 (Ⅼ仕様) |
MD1825-CR35P-C1-L | CR17450A 35並列パック (3V-88Ah) |
1 | ー | ― | ― |
MD1825-CR35P-C1-LT | 1 | ● | ― | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-LTH1 | 2 | ● | 2線用 | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-LTH2 | 2 | ● | 3~4線用 | ― | ||
MD1825-CR35P-C2-LTD | 2 | ● | ― | ● | ||
MD1825-CR35P-C2-LTDH3 | 2 | ● | RS‐485用 | ● | ||
MD1825-CR70P-C2-LT | CR17450A 70並列パック (3V-175Ah) |
2 | ● | ― | ― | |
MD1825-CR70P-C2-LTH1 | 2 | ● | 2線用 | ― | ||
MD1825-CR70P-C2-LTH2 | 2 | ● | 3~4線用 | ― | ||
MD1825-CR70P-C2-LTD | 2 | ● | ― | ● | ||
MD1825-CR70P-C2-LTDH3 | 2 | ● | RS-485用 | ● | ||
MD1825-LR08S-C1-L | LR20(T)8直列 (12V15Ah※目安) |
1 | ― | ― | ― | |
MD1825-LR08S-C1-LT | 1 | ● | ― | ― |
基本仕様
項目 | 基本仕様 | |
---|---|---|
負荷機器 | 電源インターフェース | 通信機器用(DC3.3/5/12V)×1、その他用(5/12V)×3 ディップスイッチで選択可能 |
電源制御方式 | 二つの出力状態の切替周期(1分~14日)をディップスイッチで選択可能 | |
信号検出 | アナログ入力 | 0~24mA入力×1 |
0~5V入力×1 | ||
外部トリガー入力 | 外部トリガー入力×1(2.5~12V入力、立ち上がりエッジ検出) | |
通信 | 標準ソフトウェア | 通信機が主体となり、電源システムを様々なコマンドで制御可能 |
LPWAソフトウェア | 電源システムが主体となり、通常時、緊急時を判定し、計測値をLPWA通信機に伝送可能 | |
UARTインターフェース | Vcc、Rx、Tx、GND×各1(Vccは3.3V、5V選択可) | |
UART転送レート | 1,200bps、2,400bps、4,800bps、9,600bps、19,200bps、38,400bps | |
Micro-USB | USB-UART変換(スレーブ) | |
Micro-USB転送レート | 9,600bps |
ソフトウェア仕様
通信機から複雑な制御が可能な標準ソフトと、防災用途向け自動計測可能なLPWA対応ソフトを選択可能
特徴
項目 | 標準ソフトウェア | LPWA対応ソフトウェア |
---|---|---|
特徴 | 主に通信機のCPUでシステム制御 | 電源システムが自動計測しLPWA通信機を介してデータ送信可能 |
メリット | 複雑な制御が可能 | 通信機側のソフト開発不要 |
デメリット | 通信機側のソフト開発必須 | 機能は限定的 |
LPWA選択 | なし | ZETA、ELTRES、SIGFOX、LTE-Cat.1から 選択可能(特定メーカの動作確認済み機種のみ) |
危機管理型水位計モード | あり(国交省基準準拠) | なし |
計測値スケール変換 | なし (通信機、サーバで実施) |
アナログ検出データを測定値に換算する機能を追加 (たとえば電流検出値4-20mA→水位0-10m) |
データログ機能 | なし | あり(最大525イベント×6B=3150B、1イベント:相対時刻情報/電流検出変換値/電圧検出変換値) |
計測時動作
項目 | 標準ソフトウェア | LPWA対応ソフトウェア | |
---|---|---|---|
状態 | 様々なモードを設定可能 | 通常モード | 緊急モード |
電源ON/OFF 切替周期 |
1分~14日(UART、ディップスイッチ、micro-USBで設定) | 1分~14日(ディップスイッチ、micro-USBで設定) | 5秒~14日(micro-USBで設定) |
計測方法 | 1回計測/複数計測 | 自動計測(5回計測し、上下の1データを除外して平均) | |
計測周期 | 可変(コマンド送信時に計測) | 1分~14日(ディップスイッチ、micro-USBで設定) | 5秒~14日(micro-USBで設定) |
通信機の通信頻度 | 通信機側で設定 | 毎回~12回毎(micro-USBで設定) | 毎回(変更不可) |
自動状態遷移の 条件 |
自動状態遷移なし(通信機が判定。通信機からの指示で緊急状態に遷移) | (1)計測値が下限上限から外れた場合 (2)外部トリガー発生 |
(1)計測値が正常に戻った場合 (2)外部トリガー発生から一定回数経過 |