コイン形リチウム二次電池「CLB」
特長
1円玉サイズで140mAの重負荷放電が可能 (CLB2032)
独自の積層構造、電極技術により直径約20.0mmの1円玉と同サイズである当社のCLB2032において、140mAの重負荷放電が可能です。
出力はCRコイン電池比で約40倍
CLB2032は、同サイズである当社のコイン形二酸化マンガンリチウム電池CR2032と比較して利用率60%時における出力電流が約40倍です。そのため、機器の多機能化に伴う消費電力の増加にも対応可能です。
高い経済性を発揮する約500回の充放電サイクル
約500回の充放電サイクルを実現(当社推奨の充放電条件の場合)。一次電池に比べて、高い経済性を発揮します。
独自のコア技術による高信頼性
長年培ってきた封口技術や電極塗布技術などを融合し、高信頼性を確保しています。また、ステンレス筺体の採用により電池膨張を最小化しています。
高い安全性
正極電極をセパレータでラッピングして内部ショートを防止し、外部ショート時においても電池単位での安全性を確保しています。
安全性認証
- UL 認証(UL 1642)(Technician Replaceable)
認証品種:CLB2032、CLB2016、CLB937A、CLB740H
認証番号:MH12568 - IEC 認証(IEC 62133-2) 認証品種:CLB2032、CLB937A、CLB740H
- UN 38.3(航空輸送規制) 認証品種:CLB2032、CLB2016、CLB937A、CLB740H
用途
- 生体情報システム
- ウェアラブル情報端末
- 充電式補聴器
- 医療用センサネットワーク
- 環境モニタリングシステム
- 物流管理システム
- キーレスエントリー
- 多機能ウオッチ
仕様
- 評価用サンプルのご提供が可能です。開発の最新状況については、お問い合わせください。
- 充電(CCCV:0.5ItA/4.2V、終止0.02ItA)、放電(1mA/E.V.=3.0V)、環境温度摂氏+20度(℃)で測定したときの容量です。
- 充電(CCCV:0.5ItA/4.2V、終止0.03ItA)、放電(0.2ItA/E.V.=3.0V)、環境温度摂氏+20度(℃)で測定したときの容量です。
- 寸法、質量は電池自身のもので、仕様により異なります。
- 100%充電時の値
- データおよび寸法は保証値ではありません。詳細については当社までお問い合わせください。
- このウェブサイトの内容は予告なく変更されることがあります。
充電特性
放電温度特性
放電負荷特性
充放電サイクル特性
安全上のご注意
この電池は、リチウム、有機溶媒など可燃性物質を内蔵しており、使い方を誤ると電池を変形、漏液(電池内部の液体が外部に出てくること)、発熱、破裂、発火させる原因となります。これらは、けがや機器故障の原因となりますので、「警告事項、注意事項」を必ずお守りください。
ダウンロードページリンク
ダウンロード(pdf)
- 安全データシート(SDS) :コイン形リチウム二次電池「CLB」
(日本語:147KB) - 安全データシート(SDS):コイン形リチウム二次電池「CLB」
(英語:133KB) - リチウム電池の輸送について