Green Stencil Program
マクセルは環境への取組みの一環として植林活動を推進しています。
写真は2024年9月時点のものです。
- 植栽より30年後の吸収量の合計見込み値
樹木一本あたり吸収量の算定方法は林野庁Webサイトを参照
「Green Stencil Program」とは?
- マクセルが有する精密微細加工技術で開発・製造した電鋳製品の売上の一部で、植林支援を行っています。本プログラムの名称を当社で「Green Stencil Program」と命名しました。
- 植林の委託先はカーボンフリーコンサルティング株式会社です。同社の管理のもと、指定された分のカラマツ、スギの植林を行います。標準的な大きさのカラマツは30年間で約250kg、スギは約190kgのCO2を吸収することができます。∗2
- 本プログラムは2021年4月より開始し、植林の実績は定期的に当社Webサイトで公開します。
- 2021年4月にモンゴル地方で活動を開始し、2023年11月からは熊本県でも開始しました。
∗2 カーボンフリーコンサルティング社Webサイトより引用
電鋳製品は金属をめっき成長させる製造過程で電力が必要となり、CO2を排出いたします。
マクセルのお客様である、電鋳製品を使ってモノづくりをされているアジア諸国の皆さまとも100年先を見据えて一緒に環境問題を改善していきたいと考えました。
CO2の排出削減努力をしても、どうしても出来ない排出量を植林活動に投資する、「カーボンオフセット」という形でさらに削減、吸収してまいります。
2050年のCO2実質ゼロに向けてさらなる追加施策を計画してまいります。
森林の現状
- 気候変動の影響により、森林火災の増加、砂漠化
- プランテーションなどによる森林伐採
- 日本の里山など、林業の衰退による管理放棄地の増加
植林の意義
- 森林を増やし、大気中のCO2を吸収することで気候変動対策に貢献する
- 自然環境の保全と生物多様性の保持に貢献する
- 植林を通じ、森林経済の振興に貢献する
モンゴルでの植林活動
2021年4月よりモンゴル地方での植林支援を行っております。
砂漠化対策
モンゴルは国土の約9割が砂漠化のリスクにさらされており、植林を進めている地域でも木材生産を目的とした樹木の伐採による「はげ山型」の砂漠化が進んでいました。2009年に違法伐採禁止を盛り込んだ「森林法」が制定され、また自然保護を目的とした現地コミュニティグループの働きかけもあり違法伐採は見られなくなっていますが、森林の復活が課題となっています。
実はモンゴルの砂漠化は黄砂という形でも日本全国に影響があり、本植林活動を進めることは現地の砂漠化抑止とともに日本への黄砂影響の低減効果も期待できます。
熊本県での植林活動
2023年11月より、委託先企業を通じて、新たに熊本県球磨郡球磨村での植林支援を開始いたしました。
令和2年7月豪雨
同地域は球磨川流域に広がる地域で、棚田が広がる農村地帯です。令和2年7月豪雨により熊本県をはじめ全国に甚大な被害が出ましたが、同地域も大きな被害をうけております。
マクセルグループの環境への取り組み
マクセルグループでは、地球温暖化をはじめとする地球環境問題の解決を喫緊の課題と捉えています。この課題解決に向け、全社に環境マネジメントシステムを導入し、グループ一丸となった取り組みを推進しています。
CSR活動
事業を通じた社会課題の解決に加え、地域社会の一員として地域に根差した活動を展開することが良き企業市民としての責務であると考えています。より良い社会を実現するため、さまざまな社会貢献活動を積極的に推進しています。
植林委託先の紹介
カーボンフリーコンサルティング株式会社
本社:横浜市中区相生町6丁目113番地 オーク桜木町ビル6階
海外事務所:中国内モンゴル自治区フフホト市
URL:http://www.carbonfree.co.jp/
∗外部リンク先に接続します。
出典: 農林水産省Webサイトをもとにマクセル作成