Green Stencil Program
マクセルは環境への取組みの一環として植林活動を推進しています。

写真は2025年9月時点のものです。

- 植栽より30年後の吸収量の合計見込み値
樹木一本あたり吸収量の算定方法は林野庁Webサイトを参照
「Green Stencil Program」とは?

- 私たちの精密微細加工技術を用いて開発・製造した電鋳製品の売上の一部を、植林活動の支援に充てています。この取り組みを「Green Stencil Program」として展開しています。
- 本プログラムでは、植林の委託先であるカーボンフリーコンサルティング株式会社の管理のもと、カラマツ、スギの植林を計画的に行っています。これにより、今後30年間で標準的な大きさのカラマツは約250kg、スギは約190kgのCO2を吸収できる見込みです。∗2
- 本プログラムは2021年4月にモンゴルで始まり、2023年11月には熊本県での活動もスタートしました(熊本県での活動は2025年10月をもって終了)。これまでの植林実績は当社Webサイトで随時公開しています。
∗2 出典:カーボンフリーコンサルティング社Webサイト

電鋳製品の製造工程では、金属をめっき成長させる過程において電力を消費し、その際にCO2の排出が伴います
マクセルではアジア諸国において、私たちの電鋳製品を利用してモノづくりをされているお客様とともに、100年先を見据えた持続可能な環境問題の改善に取り組んでいます。
これらのCO2排出削減努力に加え、植林活動への投資による「カーボンオフセット」を行うことで、さらにCO2の削減及び吸収を推進します。
また、2050年のCO2実質ゼロに向けて追加施策も計画してまいります。
森林の現状



- 気候変動の影響により、森林火災の増加、砂漠化
- プランテーションなどによる森林伐採
- 日本の里山での、林業の衰退による管理放棄地の増加
植林の意義



- 森林を増やし、大気中のCO2を吸収することで気候変動対策に貢献
- 自然環境の保全と生物多様性の保持に貢献
- 植林を通じ、森林経済の振興に貢献
モンゴルでの植林活動
2021年4月よりモンゴルにおいて砂漠化対策として植林支援を行っております。


砂漠化対策
モンゴルは国土の約90%が砂漠化のリスクにさらされています。この問題は、マクセルが植林を進めている地域でも見られ、木材生産を目的とした樹木伐採により「はげ山型」の砂漠化が進行しています。この問題に対処するため、2009年に制定された「森林法」により違法伐採が禁止され、自然保護を目的とした現地のコミュニティグループの取り組みも活発化しています。しかし、依然、急速な森林の復活が求められている状況です。また、モンゴルで砂漠化が進むことは、それらの砂漠から日本に飛来する黄砂の増加にもつながります。そのため、本活動により砂漠化が抑止され、日本への黄砂の影響が軽減されることが期待されます。
熊本県での植林活動
2023年11月より、熊本県球磨郡球磨村でも植林支援を行いました。本活動は、予定していた区画での植林が完了したため2025年10月をもって終了しました。


令和2年7月豪雨
同地域は球磨川流域に広がる地域で、棚田が広がる農村地帯です。令和2年7月豪雨により熊本県をはじめ全国に甚大な被害が出ましたが、同地域も大きな被害をうけております。


マクセルグループの環境への取り組み
マクセルグループは、地球温暖化をはじめとする地球環境問題の解決を喫緊の課題とし、全社に環境マネジメントシステムを導入し、グループ一丸となった取り組みを推進しています。
CSR活動
マクセルグループは、地域社会の一員として地域に根差した活動を展開し、より良い社会を実現するために様々な社会貢献活動を積極的に行っています。
植林委託先の紹介

カーボンフリーコンサルティング株式会社
本社:横浜市中区相生町6丁目113番地 オーク桜木町ビル6階
海外事務所:中国内モンゴル自治区フフホト市

出典: 農林水産省Webサイトをもとにマクセル作成

