【NEW】本人確認ソリューション

概要
近年、巧妙に作られた偽造書類を用いた犯罪が増加しており、大きな社会問題となっています。これを受け、2027年4月からは銀行などの金融機関窓口において、マイナンバーカードや運転免許証のICチップを読み取る本人確認が原則として義務化∗1される予定です。
マクセルは、これらの社会的ニーズに応えるため、長年培ってきたICカードリーダ・ライタ技術に新たに開発した判定機能を加え、既存のPCで手軽に本人確認を行えるソリューションを開発しました。本ソリューションは、オンライン資格確認などで実績のある非接触ICカードリーダ・ライタ(カードリーダー)「M-1850S」、「M-1860B」∗2と、ICチップから取得したデータを実際のカード券面イメージで表示するアプリケーションを組み合わせて提供するものです。本ソリューションを導入することにより、大規模なシステムを構築することなく既存PCを活用し、初期導入工数を抑えた運用が可能になります。
∗1 本人確認が原則として義務化: 警察庁は犯罪収益移転防止法の施行規則改正に向けて意見公募を行いました。2027年4月(予定)以降、対面窓口での本人確認はマイナンバーカードや運転免許証のICチップの読み取りによる方法が原則義務化の見込みです。(警察庁「犯罪収益移転防止法の概要」)
∗2 ICカードリーダ・ライタ「M-1850S」「M-1860B」:読み取りと書き込みの両機能を備えていますが、本人確認ソリューションでは読み取りのみを行うカードリーダーとして利用し、書込み操作は行いません。
掲載日:2026年3月10日
開発の背景
2027年4月から、銀行をはじめとする金融機関の対面での本人確認はICチップの読み取りが原則義務化となる見込みです。これは警察庁が進める犯罪収益移転防止法(犯収法)の改正によるもので、従来のような運転免許証や健康保険証の"目視確認のみ"では原則認められなくなります。読み取り対象となるのは、マイナンバーカード、運転免許証などICチップ搭載の身分証に限定され、窓口では専用のICカードリーダ・ライタ(カードリーダー)を使ってICチップ内情報を読み取ります。背景には、精巧な偽造身分証の増加やディープフェイク技術の発達により、従来型の本人確認では不正を防ぎきれない問題があります。そのため、暗号化された電子証明書を活用するICチップ方式に統一することで、信頼性の高い本人確認体制を構築することが可能となります。

特長
既存のWindows® PCへ簡単導入、CSV形式連携で事務効率化
ユーザーが現在使用しているWindows PCにICカードリーダ・ライタ(カードリーダー)を接続し、専用アプリをインストールすることで簡単に運用を開始できます。マクセルのICカードリーダ・ライタ(カードリーダー)はBluetooth®接続とUSB接続の両方式に対応したICカードリーダ・ライタを用意しています。読み取ったデータは一般的なCSV形式でのデータ出力でき、既存の顧客管理システムへのデータ連携が容易です。
偽造・改ざんカードを検知するセキュリティチェック機能
マイナンバーカードや運転免許証に組み込まれたセキュリティ情報をチェックする機能∗3に対応し、偽造カード(クローン)やデータ改ざんを検出します。
ICチップ情報と券面・本人の照合支援により「なりすまし」を抑制
ICチップ内に保存された顔画像や氏名情報をPC画面上に表示します。窓口対応者がマイナンバーカードや運転免許証上に記載された写真と来訪者本人を目視で照合することで、写真の張り替えなどの券面の偽造による「なりすまし」を、発見できます。
通信環境に依存しないスタンドアロン仕様
本アプリケーションはネットワーク接続のないオフライン環境でも動作∗4します。ネットワーク制限の厳しい環境でも本人確認業務を実施できます。
対面接客に適したシステム構成
Windows PCとICカードリーダ・ライタのみで完結する構成により、個人情報の外部への漏洩リスクを低減し、対面接客における本人確認書類の読み取りの環境を提供します。今後は、iPad版やAndroid™版アプリケーション、ならびにソフトウェア開発キット(SDK)など、ラインアップの順次拡充を予定しています。
∗3 セキュリティ機能:カードの認証、署名検証などを実施
∗4 初期セットアップ時にICカードリーダ・ライタのデバイスドライバーをインストールする際は、インターネット接続環境からファイルをダウンロードする必要があります。
アプリ機能全体像

カード情報の読出し機能
- カード券面偽造の防止
- なりすましの抑制
- カード署名検証、認証機能
- 有効期限確認
本人確認ソリューション画面イメージと使用イメージ


∗ 画像はイメージおよびハメコミ合成です。開発中のため、仕様は変更となる場合があります。
「本人確認ソリューション」の主な仕様
想定用途

口座開設、各種手続き


本人確認ソリューション対応ICカードリーダ・ライタ
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