[開発中の技術] 空間映像マンマシンインターフェース(AFMI)

概要

2020年に開発した空間映像表示装置(AFID*1)を進化させ、より高輝度な映像を実現し、音声機能を付加した空間映像マンマシンインターフェース(Advanced Floating Man-machine Interface(以下、AFMI)を開発しました。AFMIは仮想空間映像情報を表示・直接操作でき、非接触による感染対策にも利用可能です。

組み込み可能なAFMIユニットは2022年2月より量産を開始します。また、AFMIの民生向け機器であるメタバースイメージディスプレイ(Metaverse Image Display)は、2022年度より順次販売予定です。

*1 AFID: Advanced Floating Image Display。2020年に既発表のLLIS技術をベースにしたマクセル独自の空間映像情報表示装置

AFMI情報端末(表示イメージ)

特長

AFMIは非接触という特長を活かし、感染対策の観点から病院、金融機関、商業施設、交通機関など、不特定多数の人々が利用する端末用にも提供します。非接触高精度エリアセンサーにより、空間に表示したスイッチやアイコン像に指が触れたことを検知し、物理的な表示パネルに触れることなくタッチパネルのような操作が可能です。

AFMIはさまざまな機器への組み込みを想定し、ASKA3Dプレート*2を採用した新光学設計により、AFIDに比べ1/3以下の小型薄型化を実現しました。また屋外環境で使用した場合でも見やすいように、AFID比2倍の輝度を実現しています。高精細で鮮明な空間像を立体的に表現することで、屋外の自動販売機や明るい場所にある無人店舗でリアリティのあるリモートコミュニケーションを演出します。今後普及が期待されるCGアバター*3などの表示手段として、民生向けメタバースイメージディスプレイ(Metaverse Image Display)の製品化も予定しています。
AFMIの映像表示源としてのLLIS*4は通常の液晶表示ディスプレイに比べて高輝度、高コントラストのLCD*5ユニットでエネルギー効率を向上させ、かつ消費電力を低減しました。LLISは、マクセルが独自開発したLCDに対応した映像光制御技術で、映像光を任意の方向へ導くことが可能です。これにより、空間映像を実現する再帰反射性に適した映像光を生成することができ、高輝度、高コントラストかつ光利用効率の高い空間映像を実現しています。

マクセルは、現在開発中の3D映像表示技術と併せて、今後はデジタルサイネージや車内映像表示システムとして新市場を創成していきます。

今回の製品に採用しているLLISは、株式会社ジャパンディスプレイ(LCD)および日本化薬株式会社(偏光板)と協業し開発したものです。

*2 ASKA3Dプレート: 株式会社アスカネット製の空間映像表示プレート
*3 CGアバター: コンピューターで生成する自分の分身
*4 LLIS: Laser Like Image Source。マクセル独自の映像光制御技術
*5 LCD: Liquid Crystal Display。液晶ディスプレイ

仕様

AFMIの概略仕様

項目仕様
輝度 [nt*6] 4,000~6,000
コントラスト比 1,200:1
解像度(H×V) [pixel] 1,920×1,200

*6 nt: cd(カンデラ)/m2

製品

AFMIユニット

AFMIユニットは、従来のタッチパネルユニットと同様にインターフェースとして組み込めます。新規の自立式小型情報端末(KIOSK端末)などへの組み込みに加え、既存のタッチパネルからの変更も可能です。サイン認証向けの手書き入力機能もオプションとして利用できます。サイズは1.8インチ、3.1インチ、5.35インチ、10.2インチの4サイズをラインアップしています。

AFMIユニット

民生用メタバースイメージディスプレイ

AFMIを応用して、スマートフォンやPCと接続して立体感があるリアルな映像表現とインタラクティブなコミュニケーションを実現する製品です。

メタバースイメージディスプレイ

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