新事業の創出に向けて

全固体電池の事業化に注力しつつ、顧客課題を起点とし、グループシナジーを活用した新事業テーマを創出します
マクセル中期経営計画「MEX26」の方針
新事業統括本部としては、2030年のありたき姿を視野にいれています。そのために、MEX26の基本方針は、顧客課題を解決するテーマの早期開発・事業化やリーンキャンバスを通じた新規開発テーマの創出を推進します。
また、多岐にわたる事業を強みとして全社グループシナジー効果で新たな事業や新たな技術を創成・開発することにより、より強いマクセルブランドの価値向上をめざします。
重点強化ポイント
- プロダクトアウト型開発から課題解決型開発への転換(社会課題、顧客課題)
- 社会課題解決に貢献する技術開発(個人∼暮らし∼地球規模までの貢献)
社会課題 | ソリューション | イノベーション | ||
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人 | • 少子高齢化 • 感染症対策 |
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• 医療の効率化 インプラント治療 非接触治療 |
• 電池設計:全固体電池 • 解析技術:センシングデバイス(早期認知症診断他) |
環境 | • 自然災害 • 気候変動 |
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• カーボンニュートラル CO2回収 モビリティ効率化 |
• 電極設計:CO2資源化システム • 成形技術:発泡成形 • 光学設計:次世代HUD(ヘッドアップディスプレイ) |
産業 | • 労働人口の減少 • エネルギー問題 |
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• メンテナンスフリー 通信速度アップ 耐熱、長寿命、小型 |
• 分散技術:EMC対策部材 • 電池設計:全固体電池 • 材料設計:MID∗1製品 |
∗ Molded Interconnect Device
新事業創出に向けた活動状況
- 開発ステージに合わせたフェーズ管理を実施(ビジネス開発 → 製品開発 → 事業化)
- 「MEX26」では、製品開発(顧客実証ステージ)の新事業について製品化をめざす


新事業創出活動
アナログコア技術や既存アセットを活用しイノベーションを創出