エネルギーセグメントの事業

概要

コイン形リチウム二次電池、産業用リチウムイオン電池及びその電極、民生用リチウムイオン電池、リチウム一次電池、ボタン電池、充電器・電池パックなどの製造販売、また太陽光発電による売電事業を行っています。

  

主要製品一覧

エネルギー セグメント
分類主要製品
一次電池 耐熱コイン形二酸化マンガンリチウム電池
コイン形二酸化マンガンリチウム電池
円筒形二酸化マンガンリチウム電池
塩化チオニルリチウム電池
酸化銀電池
Air Patch™ Battery(薄形フレキシブル電池)
二次電池 角形リチウムイオン電池
ラミネート形リチウムイオン電池
コイン形リチウム二次電池
高出力高容量ボタン形二次電池、硫化物系全固体電池
電池関連製品他 充電器
電池パック
電極応用製品(酸素センサ、水素ガス発生装置)
電極
太陽光発電 発電事業

事業の方向性

「自動車分野」では、各国でタイヤ空気圧監視システム(TPMS)の装着法制化が進む中、独自のアナログコア技術を活かした製品力とTPMS主力メーカーとの共同開発の推進など強固な顧客基盤を活かして、需要増に対応したTPMS用耐熱コイン形リチウム電池のさらなる競争力強化を継続します。

「住生活・インフラ分野」では、スマートメーターの自動検針システムのIoT化による需要増に応じて、アナログコア技術を活かした筒形リチウム電池の生産能力増強及び高容量セル技術での差別化を推進します。

「健康・理美容分野」では、補聴器の二次電池化に伴うコイン形リチウム二次電池の需要拡大に対応し、アナログコア技術による差別化、生産能力の拡大及びラインアップの充実を図るとともに、欧州をはじめとした海外補聴器メーカーへの採用拡大を進め、早期に2桁以上の市場シェア獲得をめざします。
 さらに、リチウムイオン電池において、アナログコア技術を基軸に、さまざまなニーズに応える技術力(高出力、温度特性、急速充放電、長寿命、高安全性、耐久性等)を活かし、ドローンやロボット、IoTなど新分野への展開を図ります。

TOPICS

硫化物系固体電解質を用いたコイン形全固体電池の生産設備を導入

 硫化物系アルジロダイト型固体電解質を使用したコイン形の小型全固体電池について、マクセル 小野事業所への生産設備の導入を2020年10月より開始しました。固体電解質には三井金属鉱業株式会社との協業による高性能材料を使用し、同社をはじめ国内材料メーカー各社との継続した材料開発、さらにマクセル独自の配合・成形・封止といったプロセス技術の改良に取り組みました。その結果、容量や寿命特性などを維持したまま、2019年9月のサンプル出荷開始時点と比べ、入出力特性を約10倍にするなど大幅な性能向上及び生産に向けたプロセス構築に成功し、高性能かつ高信頼性を有する全固体電池が実現しました。今回の設備導入により、生産に向けた準備とサンプル対応数量の増加が可能となります。小野事業所で持つマイクロ電池のリソースも活用し、2021年に本格量産へ移行する計画です。なお、本全固体電池など全固体電池に関するマクセルの技術については、国内外合わせて42件の特許出願を行っています。

 

コイン形全固体電池の主な特長

1. 20年以上にわたり安定した電池特性を発揮(加速試験による予測)
2. -50℃~125℃の幅広い温度領域で優れた電池性能を発揮
3. 小型でありながら高い入出力特性と高エネルギー密度を両立
4. 供給能力の増強により、多方面へのサンプル対応が可能

国内初 独自の弱酸性電解液を採用 環境に配慮したガルバニ電池式鉛フリー酸素センサの受注開始

ガルバニ電池式 酸素センサ 鉛フリー

 ガルバニ電池式酸素センサは「小形」「軽量」かつ「常温」で作動し、安価で手軽に酸素濃度を測定できることから、酸欠防止用の酸素濃度計測をはじめとしたさまざまな用途で使用されています。センサの負極には鉛が使われますが、欧州RoHS指令をはじめとして酸素センサの搭載機器に対して環境規制が強化される中、同指令にも適合する「環境対応形ガルバニ電池式鉛フリー酸素センサ(KE-LFシリーズ)」を新たに開発しました。酸素センサには鉛フリー負極に最適な独自開発の弱酸性電解液を使用しており、この二酸化炭素などの酸性ガスの影響を受けないのが特長です。長寿命で高い信頼性を持つ鉛フリー酸素センサは従来品の代替として使用できます。

「2020年"超"モノづくり部品大賞」(主催:モノづくり日本会議、日刊工業新聞社)にて
「健康福祉・バイオ・医療機器 部品賞」を受賞しました。

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