QICテクノロジーは、1972年に商品化され、米国では小規模PC市場で非常にポピュラーなデータ記憶媒体となっています。QIC-Wide、Travan、QIC-EXtraなどの規格があります。150MB(QIC-150)、525MB(QIC-525)、1.2GB(QIC-1000)、2.5GB(QIC-2GB)、16.0GB(QIC-5010)、25.0GB(QIC-5210)(非圧縮時)などの規格があり、Tandberg Data社がドライブを製品化しています。記憶容量が小さく、低速であったことから、日本では大きな普及に至っていません。現在は、小規模バックアップ向けのTRAVAN規格の製品が主流となっています。