DDSは、DATで採用しているデータフォーマットの一つです。しばしばDATと同義で用いられます。ヘリカル・スキャン方式を用いることで、テープのスピードが遅くてもトラック間の距離を狭くできるため、コンパクトな形状でありながら記録密度が大きいのが特長です。カートリッジの外形は、DATと同じであるため、リーダーテープに特殊なマークをつけて、ドライブ側でメディア判別する仕組みになっています。現在、DDSにはDDS1、DDS2、DDS3、DDS4の4種類のフォーマットがあり、テープ1本当たりの容量が、非圧縮で2GB、4GB、12GB、20GBとそれぞれ異なります。