ソニー社が提唱する、ビデオ用8mmテープと同じ大きさのテープバックアップメディアです。1996年に最初のバージョンとなる「AIT-1」が発表され、1998年に「AIT-2」が発表されています。AITは、大型記録容量と高信頼性を得るために新たに採用された蒸着型磁気テープとヘッドの組み合わせにより「AIT-1」で25GB、「AIT-2」で50GBの大記憶容量と「AIT-1」で3MB/s、「AIT-2」で6MB/sのデータ転送速度(いずれも非圧縮時)を達成しています。データ記憶/再生方式は、「ヘリカル・スキャン」方式を採用しています。今後「AIT-3」「AIT-4」までのロードマップが予定されています。