データを一つの塊(かたまり)にして、一気に転送することです。SCSIバスを用いたストレージ関連機器におけるバースト転送レートは、バスのデータ転送速度のピークを指します。例えば、ワイド(16ビット)のFastSCSIバスならば、バースト転送レートは20MB/s、ナロー(8ビット)のUltra-2SCSIバスならば、40MB/sとなります。一般的には、バースト転送レートが高ければ、コンピュータSCSIのデータ転送に関わっている時間の割合が減らせるので、SCSIバスとしての平均的な転送レートも高くなります。現在のストレージ機器のデータ転送の表示は、バースト転送レートではなく、サステイン転送レートで示されます。