CR筒 円筒形二酸化マンガンリチウム電池 インフラ スマートガスメーター

マクセルの円筒形二酸化マンガンリチウム電池は、独自の高密閉構造と導電性向上構造、負極材により、安定した放電特性を実現しています。
長期信頼性に優れており、スマートメータやIoT通信機器等の産業用途の電源に適しています。ご要望に応じて組電池の作成も可能ですので、詳細については当社までお問い合わせください。

トピックス

2022年04月08日   更新情報  高容量円筒形二酸化マンガンリチウム電池「CR17500AU」のデータシートを追加

2021年02月17日  リリース  IoT通信機器に適した高容量円筒形二酸化マンガンリチウム電池「CR17500AU」を開発

特長

高エネルギー密度

独自の電極構造により、材料の充填率を最適化。高いエネルギー密度を実現しました。

10年の長期信頼性*

耐熱ガスケットの採用とレーザー溶接封止構造により、水の浸入・電解液の蒸発を防止し、10年の長期信頼性*を確保しています。

なお、自己放電率は年率約0.5%です。


* 環境温度摂氏+20度(℃)において未使用時の設計寿命。電流値や環境温度などの条件により、実際にご使用いただける期間は異なります。

安定した放電特性

独自の負極材により、深い放電深度においても低い内部抵抗を維持し、安定した放電が可能です。

優れた低温特性

独自の負極材と低温特性に対応した電解液仕様により、摂氏-40度(℃)での動作が可能です。

多本数パック構成が可能

お客様のご要望に合わせたパック構成の提案が可能です。実績として1本から35本と幅広い構成での販売実績があります。

マクセルの円筒形二酸化マンガン電池はお客様のご要望に合わせたパック構成に対応。写真は35本構成のものです
マクセルの円筒形二酸化マンガン電池はお客様のご要望に合わせたパック構成に対応。写真は35本構成のものです

屋外使用用途での35並列品

製品に関するお知らせ

当社は、円筒形二酸化マンガンリチウム電池(CR電池)を、機器製造メーカーに機器への組込み用部品としてのみ販売しています。そのため、円筒形二酸化マンガンリチウム電池(CR電池)が組み込まれた機器をご使用のお客様に対して、機器製造メーカーを通さずに交換用電池を直接販売することはできません。

現在ご使用の機器に組み込まれている円筒形二酸化マンガンリチウム電池(CR電池)を交換する場合は、それぞれの機器の製造メーカーへお問い合わせください。

なお、円筒形二酸化マンガンリチウム電池(CR電池)を、組込み用部品として新規にご採用いただく場合は、当社にお問い合わせください。

UL部品認定合格品

円筒形二酸化マンガンリチウム電池はUL(Underwriters Laboratories Inc.)の部品認定を取得しています。(User Replaceable)
認可品種:CR17450A、CR17335A、CR17450AH、CR17500AU
認可番号:MH12568

用途

  • スマートメータ(ガス等のインフラ)
  • IoT機器
  • 通信機器(LPWA、携帯電話回線)
  • 車載機器
  • セキュリティ機器
  • 各種メモリバックアップ

当社製品IoT電源システム

仕様

品名 CR17335A CR17450A CR17450AH CR17500AU
開発中*1
公称電圧(V) 3 3 3 3
標準容量(mAh)*2 1650 2500 3000 3500
標準放電電流(mA) 5 5 1 1
作動温度範囲(℃)*3 -40~+85
寸法*4 直径(mm) 17 17 17 17
高さ(mm) 33.5 45 45 50
質量(g)*4 17 22 24 26
データシート PDFファイルのダウンロード PDFファイルのダウンロード PDFファイルのダウンロード PDFファイルのダウンロード
端子、ワイヤー
コネクター付き外形寸法
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ご注意 PDFファイルのダウンロード
UL部品認可番号 MH12568
  • 量産仕様の評価用サンプルのご提供が可能です。開発の最新状況については、お問い合わせください。
  • CR17500AUの標準容量は摂氏+20度(℃)の環境において標準放電電流で放電した時、終止電圧1.5ボルト(V)までの持続時間から求めたものです。
    その他品番の標準容量は摂氏+20度(℃)の環境において標準放電電流で放電した時、終止電圧2.0ボルト(V)までの持続時間から求めたものです。
  • 摂氏+60度(℃)を超える温度でご使用いただく場合は、使用条件などを当社にご確認ください。
  • 寸法、質量は電池自身のもので、仕様により異なります。

  • データおよび寸法は保証値ではありません。詳細については当社までお問い合わせください。
  • このウェブサイトの内容は予告なく変更されることがあります。
  • 構造図

    原理と反応

    正極活物質として二酸化マンガンを用い、負極活物質はリチウム金属を用いています。

    電池反応

    正極反応 : MnO2+Li++e- → MnOOLi
    負極反応 : Li → Li++e-
    全反応 : MnO2+Li → MnOOLi

    安全上のご注意

    この電池は、リチウム、有機溶媒など可燃性物質を内蔵しており、使い方を誤ると電池を変形、漏液(電池内部の液体が外部に出てくること)、発熱、破裂、発火させる原因となります。これらは、けがや機器故障の原因となりますので、「警告事項、注意事項」を必ずお守りください。

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