カセット技術

SWリール

テープに巻きムラが有ると、テープ運搬時の衝撃や、テープガイドによりテープ折れ及び長期保存時によりテープ変形等が発生、エラーやドロップアウトの増加につながります。マクセルでは、テープの巻きムラがVTRでの高速巻取時(FF・REW)に発生する空気の影響が大きいことに着目。この影響を軽減させるため、リールのフランジに放射状の溝を設け、この放射状の溝で空気の逃げを促し(図1)テープの巻きムラを抑えたSW(Smooth Winding)リールを完成(写真1)。1988年放送用テープとしては、初めてベータカム・ベータカムSPビデオカセットに採用し、その後、マクセルの放送用テープ全製品について採用しています。

高精度カセット

テープの安定走行や保護に重要な役割を持つカセットには、ミクロンオーダーの高精度が求められると共に、この高精度を永く維持させるため耐熱性・耐衝撃性も要求されます。マクセルでは、耐熱性・耐衝撃性に優れた高精度カセットハーフと精密加工されたガイドやローラーによりテープの安定走行を実現しました。

高剛性ハードケース

マクセルでは全フォーマットに高い剛性を持つPP樹脂を採用すると共に、ハードケース内部に設けたリール位置規制リブ*1(写真1)により、テープを収納するリールを輸送時等の衝撃から保護。またハードケースの周囲には、ラビリンス構造*2(写真2)を設け外部からのチリやホコリからカセットを保護します。

*1 リール位置規制リブは、D-5、DAT、Pro DVには採用していません。

*2 ラビリンス構造は、HDCAM、BETACAM SX、Digital BETACAM、BETACAM SPに採用しています。

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